【保育士ママが教える】登園しぶりの原因と対処法|新学期に泣いて嫌がるときどうする?

子どもの気持ちと向き合う
ママ友
ママ友

うちの子また急に『保育園行きたくない』って泣き出したんだけど…新学期始まったばかりなのに、なんで?

かや
かや

それ新学期あるあるだよ!実はちゃんと理由があってね。

ママ友
ママ友

え、そうなの?保育士さんはやっぱり詳しいね。教えて〜!

かや
かや

新しいクラスで環境ガラッと変わったから、子どもなりにすごく緊張してるんだよね。ちょっと解説するね!

新学期が始まってしばらく経ったのに、子どもが急に「保育園(幼稚園)行きたくない!」と泣き出してしまった…そんな経験はありませんか?

毎年この時期、保育園でも登園しぶりをする子どもがぐっと増えます。長年保育士として働いてきた私も、自分の子どもが玄関から一歩も動いてくれなくなった朝のことを、今でもよく覚えています。

「こんなに嫌がるなら無理に連れて行かなくていいの?」「どう声をかければいいの?」と頭を抱えているママさん、まずは深呼吸してください。登園しぶりには必ず理由があります。そして、適切な関わり方をするだけで、少しずつ落ち着いていきますよ。


登園しぶりが起きやすいのはこんなとき

登園しぶりは「わがまま」でも「育て方の失敗」でもありません。子どもなりに、環境の変化に一生懸命対応しようとしているサインです。

特に起きやすいタイミングは次のとおりです。

  • 新学期(クラス替えや担任の先生が変わったとき)
  • 長い休み明け(GWや夏休みのあと)
  • 体調が回復して久しぶりに登園するとき

新しい環境では、子どもは知らないうちにとても大きな緊張を抱えています。「今日の先生は優しいかな」「お友達うまくできるかな」そんな不安が毎朝積み重なって、「行きたくない」という言葉になって出てくるのです。

保育士として何百人もの子どもたちを見てきましたが、しぶる子の多くは感受性が豊かで、周りへの気遣いができる子が多いという印象があります。決して「育てにくい子」ではありません。


保育士ママが実践している5つの対処法

まず「行きたくない気持ち」を受け止める

「なんで?」「昨日は楽しかったじゃん」「お友達と遊べるよ!」と気持ちを切り替えさせようとするのは、実は逆効果になることがあります。

まずは「そっか、行きたくないんだね」と、子どもの気持ちをそのまま言葉にして返してあげましょう。気持ちを受け止めてもらえることで、子どもは安心して次の一歩を踏み出しやすくなります。

「〇〇したら帰ってくるよ」と見通しを伝える

子どもが不安になる大きな理由のひとつが、「ママと離れたら、いつ会えるの?」という恐怖です。

「おやつ食べたらお迎えに来るよ」「給食食べ終わったらすぐ来るよ」など、子どもがイメージしやすい言葉で見通しを伝えてあげると、ぐっと安心しやすくなります。

大切なのは、必ず約束を守ること。「ママはちゃんと来てくれる」という信頼感が、毎日の積み重ねで育っていきます。

朝のルーティンを整える

登園前の慌ただしさも、子どもの不安を大きくする原因のひとつです。起きる時間、朝ごはん、着替え、出発のタイミングを毎日できるだけ同じにすることで、子どもに「今日もいつもと同じ朝だ」という安心感が生まれます。

完璧でなくて大丈夫。「だいたいいつもこの流れ」というリズムがあるだけで、子どもの気持ちは驚くほど落ち着きます。

お別れはスパッと、でも丁寧に

「泣いているかわいそうで…」と思うと、こそこそと離れたくなりますよね。でも、保育士として正直に言わせてもらうと、こそこそとしたお別れは逆効果です。

子どもは「ちゃんとバイバイできたかどうか」をとても大切にしています。泣いていても、「行ってくるね、またね!大好きだよ」とはっきり伝えてから離れましょう。お別れをきちんとすることで、「ママは必ず戻ってくる」という信頼感が育ちます。

担任の先生に一言伝える

「こんなこと相談していいのかな」と思うかもしれませんが、ぜひ遠慮なく「最近しぶっていて…」と伝えてみてください。

担任の先生は朝の受け入れ方を工夫してくれたり、登園後の様子を詳しく教えてくれたりします。保育士は毎年この時期の登園しぶりを経験しています。恥ずかしいことは全くありませんよ。


これだけはやめて!NG行動3つ

「泣いてもダメ!早く行くよ!」と感情的に急かす

子どもの気持ちが置き去りになり、保育園に対するネガティブな印象がさらに強まってしまいます。

「○○ちゃんは泣かずに行ってるよ」と比べる

比較は子どもの自己肯定感を傷つけます。「うちの子は弱いのかな」と感じさせてしまうこともあるので、避けましょう。

「今日だけ休んでいいよ」を繰り返す

どうしても辛そうなときに1日お休みすること自体は否定しませんが、繰り返すと「泣けば休める」という学習につながることがあります。休む場合は理由を明確にして、次の日の登園につなげましょう。


まとめ

  • 登園しぶりは「わがまま」ではなく、環境変化への適応反応
  • まず気持ちを受け止め、見通しを伝えることが大切
  • 朝のルーティンを安定させると子どもが落ち着きやすくなる
  • お別れはこそこそではなく、きちんと「またね」と伝える
  • 困ったら担任の先生への相談も積極的に

新学期の登園しぶりは、多くの場合2〜3週間ほどで落ち着いてきます。ママが焦ると、子どもは敏感に感じ取ってしまいます。「そのうち慣れる」くらいの気持ちで、どっしり構えてあげられると理想的です。

保育士として、そしてワーママとして同じ経験をしてきた私だからこそ伝えられること。この時期を一緒に乗り越えた分だけ、子どもとの絆も必ず深まります。

焦らず、一緒に頑張りましょうね。

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